Buzz Feiten が教えるチューニング方
ここでご紹介するチューニング方法はBuzz Feiten Tuning Systemが採用されているギターの為に特に考えられたものです。
もちろんあなたが今まで使われていたチューナーを使うことも出来ますし、またご自身の耳でチューニングすることも可能ですが、その速さと使いやすさから、Peterson等のBFTS対応チューナーのご使用をお勧めいたします。
アナログチューナーを使う場合
まず全体をおおよそに(通常のやり方で)チューニング。クロマチックモードを使います。
1弦を目盛り中心ジャストに~。
2弦をわずかに右(真ん中の目盛り線の右端ギリギリ)に~。
3~6弦は7Fのハーモニクスで目盛り線の真ん中に~。
お試しください。
チューニングメーターを使う場合の注意点
Electric Guitar
1) BFTS対応チューナーを使う場合
チューナーのモードスイッチがBFTSモードにセットされている事を確認してください。
中程度の強さでピッキングした時におよそ1.0秒ほどLEDが止まり(ストロボパターンが止まり)、その後ゆっくり左に下がって行くのが理想的です。この時に高めにチューニングしてしまったり、あるいはLEDが落ち着くまで待ったりしてチューニングした場合には、実際の演奏の中ではあなたのギターはわずかにシャープした音程になってしまいます。特にG弦(3弦)は他の弦と比べてテンションが緩めなので、実際の演奏の中でシャープし易い傾向にあります。
2) BFTS対応チューナー以外のチューナーを使う場合
下に記したポジションを使い、すべての音をチューナーの”E”に合わせて下さい。
1弦−E> 開放
2弦−B> 5 fret
3弦−G> 9 fret
4弦−D>14 fret
5弦−A>7 fret
6弦−E>開放 又は5 fretのハーモニクス
Acoustic Guitar
DT-7を使う場合にはインジケーターを”Acoustic”に合わせた上で上記と同じ点に注意してチューニングしてください。
また他のチューナーを使う場合にも、Electricと同じ”全てE に合わせる”方法を取ってください。
耳を使ってのチューニング
Electric Guitar
まず1弦-Eを何か他の基準音に合わせてください。
2弦開放(B) と 1弦開放(E)とを同時に鳴らしてうねりが無いように。
3弦2F(A)と 1弦開放(E)とを〜。
4弦14F(E)と 1弦開放(E)とを〜。
5弦7Fのハーモニクスと 1弦開放(E)とを〜。
6弦5Fのハーモニクスと 1弦開放(E)とを〜。
※一旦ここまでした後、
5弦2F(B)と 2弦開放(B)とを鳴らしてダブルチェック。
6弦7F(B)と 2弦開放(B)とを鳴らしてダブルチェック。
Acoustic Guitar
まず1弦-Eを何か他の基準音に合わせてください。
2弦開放(B) と 1弦開放(E)とを同時に鳴らしてうねりが無いように。
3弦9F(E)と 1弦開放(E)とを〜。
4弦9F(B)と 2弦開放(B)とを〜。
5弦7Fのハーモニクスと 1弦開放(E)とを〜。
6弦5Fのハーモニクスと 1弦開放(E)とを〜。
※一旦ここまでした後、
4弦2F(E)と 1弦開放(E)とを鳴らしてダブルチェック。
6弦開放(E)と 4弦2F(E)とを鳴らしてダブルチェック。
※チューニングが非常に近い場合には「うねり」がわかりにくい場合があります。その時にはわずかに指に力を入れたりベンドしてみたりして変化を確認しながらチューニングしてみてください。
今までのチューニング方法のように開放のA、D、Gとどこかフレットを押さえた時のA、D、Gとを合わせること、また上に示した以外のハーモニクスを使うことはしないで下さい。このシステムの上では信頼性の無いことです。
12 Strings Guitar
1)主弦の6本に関しては上記6弦ギターに準じて合わせる。
2)副弦6本に関してはそれぞれの主弦に合わせてください。