現在は塗装修理が混んでいましてお受けできていないのですが、ネックグリップを削りなおした時の写真です。
ウチのお客さんは日本全国津々浦々にいらっしゃいますね。メールでご依頼を受け、宅配便でギターが届き、
言葉だけのやり取りで作業内容を決めます。
部品交換やフレットすり合わせなど、具体的に内容が分かる、行き違いの可能性の無い修理は良いのですが、このグリップの削り具合を決める加減などは、「お任せします」とは言っていただくものの、実際自分でも悩みながらの作業です。(ほんと、意外と思われるかもしれませんが、お任せ!が多いのです)
最終的には「自分がグッとくる感触ならきっとお客さんもOK」という、何の根拠も無いところでさじ加減を決めます。
でもやっぱりお客さんに確認を取りたいときには、写真のようにテープを貼って見ると何となくグリップのイメージが分かってもらえます。(メールに添付してみてもらいます。)
もちろん必要な時にはいったんお送りしますが、お客さんも弦が張られていないとわかんないんですよね。。。
ってな具合でリペアはいつも悩みっぱなしです。